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  1. 2017年セラピスト業界展望〜5つの視点
 

2017年セラピスト業界展望〜5つの視点

2016/12/29
メールニュース【web版セラピストの学校】〜2017年セラピスト業界展望〜5つの視点 vol.102より。

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2016年も、もう終わりですね。
そして2017年が始まろうとしています。

ということもあり、2017年のセラピスト業界について、ここに寄稿したいと思います。
もちろん予想はあくまでも想像(妄想)でそうならないかもしれません。

ただ、つい近視眼的な見方に陥りがちな日々の中で。
年末年始といういつもと違う時間の流れを経験する時にこそ、社会との繋がりとか、数年単位での視点を持つ一つのきっかけとしてもらえたらありがたいです。


◆1.スペシャリストとしての旗を掲げる様になる

セラピストたちはスペシャリストとしての旗を明確に掲げる様になると思います。
もちろんその様にしているのは今に至ったことではありませんが、このスペシャリストという意味合いが少し変化していく一年となるかなと。
今までのスペシャリストというのは、主にスキルを起点としていました。
しかしこれからはクライエント視点におけるスペシャリストの旗を掲げる様になっていくでしょう。

『私はこんなクライエントニーズ(潜在欲求)を持つ人に対してのスペシャリストです』と。

状況によっては提供するセラピースキルもスタイルも変化させる。
しかし、そのクライエントの気づかない様な問題点などを潜在欲求として見極め、提案し、対応していくことのスペシャリスト。
たとえ規模は小さくとも、そんな確固たる地位を掴んだスペシャリストたちが自らの立ち位置に見合った動きを活発化させるのではないでしょうか。


◆2.他業界や海外との連携と発展が促進される

比較的規模の大きな団体、組織は他団体との繋がりや企業、国や地域行政との繋がりをもって発展活発化させようとします。
また海外へ日本のセラピストを自ら輸出する動きが出て、日本のセラピストがいい意味で世界から注目されるようになります。
日本のセラピーはまだ鎖国状態ですから。

オリンピック開催その他グローバルな動きの中で、セラピスト業界もその波に乗ろうとする様になります。
キーワードは日本人が当たり前の様にできている、慮る気持ちやおもてなしの感覚、細部に至る意図した動き(セラピー)などを海外の人に「どれだけ価値として気づかせるか?」です。


◆3.緩やかな繋がりが点と点、線と線、そして面になっていく

個々の動きの中で縛られない、かつ自己の責任が伴う連携が広まる。
ウィークタイズ(弱連携)についてはここ数年伝え続けてきていることですが、益々その動きが高まると思います。
ストロングタイズ、つまり目に見える様な契約の形だけでなく、ネットなどを活用した一体感や仲間意識を高める手法、これをやらなければ成功しないなどといった目に見えない縛りを強める動きがなくなることはありません。
しかしその集まりとは別の、個々の緩やかな集まりが繋がっていきます。

緩やかさというのは自己の中での責任が伴いますので内省を繰り返す作業ができるセラピストたちからそうなっていきます。
そしてそこから地域やジャンルを超えた繋がりとなっていくのではないでしょうか。


◆4.時代の流れをキャッチする動きも出てくる

特に2017年に入って人工知能を用いた取り組みを始めるところも大小様々な形で動きが見えてくるでしょう。
経理処理や顧客管理、行動特性などからのメニュー提案などからかもしれませんが、セラピストが目の前のセラピーに集中するために有効的な機能を気軽に。
また目新しいセラピー技術、まだ見ぬセラピー技術については、今までの様な海外からではなく、脳科学や遺伝子科学などのアプローチからのものが出てくるかもしれません。


◆5.セラピーに集中できる環境を自ら整える動きが一般的となる

今までは自分でなんでもできるセラピストが評価されていました。
それは業界背景の中で誰に頼んでいいかさえわからない時期が続いたからです。
しかしセラピスト業界の中にセラピストを支える専門家(セラピストシェルパ)が増えてきたという現状があります。

また個々の具体的な活動や喫緊の課題(集客活動やブランディング)についてはどんどん多様化すると思います。
つまりそれは一つの成功事例(単一のノウハウ提供)がどこでも通用するといったものが幻想であることが明確になるということでもあります。

そしてセラピストシェルパについては今月発刊した「セラピストは一生の仕事〜心づよいミカタとなる、セラピスト・シェルパ30」(BABジャパン)に詳しく記載していますが、そういった存在を必要に応じて有効活用するセラピストが一般的となってくるのではないでしょうか。


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いかがでしたでしょうか?
で、我々は2017年以降の数年何をするのか?と言えば、

動く。
とにかく動いてみる、ということです。

色んな動きを耳にするし、誘われたりもする。動いてみて上手くいかないことやトラブルに巻き込まれたりすることも時にはあるでしょう。
しかしそれについては、個人でやっていく上で前述の緩やかな繋がりを持っている仲間やセラピストシェルパなどとの関係を通して、立ち直れない様な大きな問題とならないようにしていく必要はあります。

つまり、動かないという選択肢が一番リスクとなる一年(もしくは数年)となるのではないでしょうか。

繰り返しますが、もちろん業界予想はあくまでも想像(妄想)でそうならないかもしれません。
ただ僕は、この妄想が現実となっていくのなら?との発想で動いていきます。(文責:谷口晋一)