【リーダーとは「希望を配る人」のことだ。】〜ナポレオン・ボナパルト(フランスの皇帝)
「自分が成長できないのは適切なリーダーと出会っていなかったからだ。」
「人をまとめたり引っ張る力がない自分は人としてダメだ」といった様な考えをリーダーコンプレックスと言うのでしょうか?(専門家ではないのでよくわかりませんが)
そんな思いを抱えていますと。
無意識のうちに自分を引っ張っていってくれそうな存在をそのままリーダーと勘違いしがちです。
また、リーダーと呼ばれることへの必要以上の序列感や高揚感を感じたり。
そこで自分がチームの中心的役割を担うこととなったり、リーダーと呼ばれる立場となると。
必要以上に声を大きくする、細かなルールをどんどん決めていくなど。一見わかりやすい行動をリーダーシップと勘違いしてしまうものです。
リーダーも、またそれに従うメンバーも。
リーダーコンプレックスがベースとなるようなチームが生まれますと。
そこでは「希望」が歪んだ形となっていく。それは歴史や身近な事例が証明してきたのではないでしょうか。
実は僕がそのことを最初に痛感したのは今から遡ること30年前。高校時代の部活(ラグビー)の主将になった経験からです。
当時はまさにリーダーコンプレックスの中で、もがいていました。
チームメンバーはリーダーの先に見える希望を受け取ったときに。自然とそれぞれの役割を見出していく。
今僕が何かのチームの一員となるときも。
またリーダーの役割を担うときも。
自らのコンプレックスを周囲に押し付けてはいけないなぁと理解できるようになってきました。30年経つ中で徐々にですが。(文責:谷口晋一)