歴史が浅い。または小さな業界の先々を見たいのなら。その教育分野に注目するのがいい、とよく聞きます。
それも入口と出口を見る。
入口とは携わる人たちが身につけるべき基礎知識。ベースとなる技術。
出口とはその学びを終えた後に個々人がそれをどう適用できているか?
そこから社会にどう必要とされるのか?などの方向性のヒントが見えてきます。
教育、育成分野のクオリティを見ているとその業界の数年先が読める。というのはそういったことからです。
セラピストの学校では今年から希望者それも少人数制の、育成セラピストやスクール開講するセラピストのための集中ゼミをスタートさせます。
あなたがもし今までに培ってきたこと(セラピー)を教える、伝えるなどカタチに遺すのなら。
一度に沢山の生徒を増やすことを前提で考えない方が良いです。
ましてやどんどん講師を生み出すようなことは、ことセラピスト教育の分野ではあまりおすすめしません。
なぜなら。やれるということと、できるということ。
また、自分がするということと、伝えるということ。は違うからです。
たった一人でもいいので。
やれるとできるの違い、そのことを伝えることができたのなら。
そのスクール、教室、協会はしっかりと根を張ります。
そういった教育の場はたとえ少人数でも確実に社会から必要とされ、その後の展開は様々な形で可能となります。
そんな根をしっかりと張った所が増えることこそが業界の先を見渡せる存在となると思います。(文責:谷口晋一)