すんません、また独り言を。
今年となって急にそうなる、ということではないですが。
サロンであろうと出張や法人に対しての活動であろうと。
個人セラピストにとっての大きな流れの中で今後益々、
「目の前のお客さまとの関係性が重要になる」
と考えています。簡単なことのようですがそうではないものもあったからそう言えるのですが。
なんと言っても個人セラピストの活動上での特徴は何か?と言えば。
お客さまとの関係性が「長く続く」ということです。
セラピーによってはお客さまは裸にもなりますし、身近な誰にも打ち明けていないことも話したりする。
そういった近い関係性であり、しかもその関係性が5年、10年、15年と長く続いています。
それが個人セラピストの活動の根底にあり、他の業種との大きな違いなのかもしれません。
これってたとえれば。フランチャイズ店とは違う老舗のうどん屋さんみたいだなぁって。
おそらく「お腹が空いた。うどんが食べたい」という理由だけでそこに足を運ぶのではないでしょう。
親、子、孫の代まで通い続けるような。
味は変わらず(美味しく)。そしてその場(空間)にあり続ける。
提供されるものだけでなく、自分(お客さま)も相手もそれぞれの物語の中にある。
つまり、メニューを求めてそれを出すことで成立する関係性とは別のところにも価値を見出しているお客さまが圧倒的にいるということでもあり。かなり独特の関係性でもあります。
実はお客さまにとってのセラピストの価値というのは。
リクエストされるセラピーを提供するだけでない、その人その人の物語(セラピーライフ)を紡いでいく存在であり続ける故の価値でもあるのでは?と思ったり。
「目の前のお客さまとの関係性が重要になる」
それをどのようにセラピストたちがサロン活動を通して表現していくのか?
これからも見ていきたいと願ってます。