昨晩母校(高校)で教頭を務める先生と級友、三人で食事をすることになって。
僕自身、高校時代に世話になった先生の一人で27年振りの再会でした。
ちなみにセッティングしてくれた級友は、従業員スタッフなど100人ほど抱える会社の代表。
まぁ立場も環境もバラバラな三人です。
昔話など他愛のない会話をしつつ、ある資質についての話題となりました。
先生曰く“教師という仕事は潰しのきかない職業”だと。
なので長きに渡って教師という人種を見てきている。
また級友は建設関係の会社や、外食店舗を複数店有しているのでおのずと従業員やスタッフと関わる機会が多くなる。
『人を育てる者の資質。』
実は僕が二人に聞きました。
高校教師やスタッフリーダーなど。
人を育てる者の資質に共通点はあるのか?
彼らをマネジメントする立場の二人ですから、一度聞いてみようと。
共通点ありそうです。
どうもそれは、
『育てる対象の“基礎と伸びしろ”を見極めるのに優れている人間がそれだ』ということ。
基礎にばかりに目がいっていれば、一律一定にしか指導できない。
逆に伸びしろばかりに目がいっていれば、基礎的なことがなおざりにされてしまう。
基礎と伸びしろを同時に見極め指導に活かす。
それはまさに対象者の側からしても指導者への信頼に繋がってるわけで。
自分(対象者)への適切な客観把握と、その先の秘めた可能性への的確なアドバイス。
まぁそんな指導者の下で学べる人間は幸せですなぁ…とまた他愛のない会話に戻っていきました。(文責:谷口晋一)