ノイズ【noise】。
訳すと【雑音】ということになりますので除去すべき対象として一般的に語られますが。
実はこのノイズそのものが僕にとって意味を持ったりします。
またはそれを意味あるものとして変換することもあり。
耳障りな音でもありますが、それに注目していないだけで一旦注目してみるとその雑音もまた意味をなしてくると言いますか。
まぁ逆を言えば、ノイズなき無音状態から聞こえるものは自分が望む音だけですからねぇ。
その点、僕が常日頃から接点を持っているプロフェッショナルセラピストたち。
彼らはクライエントから発せられるノイズを鋭くキャッチし、その背景を想像、見立てをしてからセラピーに繋げています。(と彼らは決して言いませんが)
聞こえてくるノイズにこそ本質が眠っているのでしょうか。(文責:谷口晋一)