最近セラピスト仲間で話題になったりSNSの記事などで紹介されているのが、マッサージロボなる記事。
『5本指マッサージロボット開発へ 豊橋技科大など』日本経済新聞電子版11月20日
この話題。以前から「そうなってくるだろうね。」とやりとりしていましたし、セラピストの学校の会報誌vol.2の特集『セラピストとAI』でもこの流れは遅かれ早かれ出てくるとお伝えしました。
身体へのケアをしている当事者視点では安全性など、その問題点がよりクローズアップされて語られがちですが。
改めて『人であるセラピストにしかできない社会的な役割は何か?』を考えるきっかけの一つとしたいものです。
セラピストは身につけたセラピースキルだけでその存在が保証されるものではなく、社会から必要とされて初めて存在意義が見出される。
『私のセラピースタイルは◯◯だから安心だ(もしくは心配だ)』と過剰に反応することなく、
自分がセラピストとして求められるものは何か?をこういったニュースから今一度考えてみる良い機会なのかなと思いつつ、この記事を読んでおりました。(文責:谷口晋一)