『この分野ではどっから切っても◯◯さん。』
そう言える存在がいて。
僕の携わるセラピストたちにもテクニック面だけでなく、活動している地域やスタイル、取り組まれていることなど。
どっから切っても◯◯さん。がいます。
マンツーマンサポートなど個別の案件にフォーカスする仕事で幸いそのプロセスに関われますし、その姿に敬意を持って接しています。
ちなみにそういう人が周囲から羨ましがられるのは、ややもすると経済的に安定するとか、食いっぱぐれしないとか。そんなイメージからかもしれませんが。。いやいやいや。
いわゆる社会的な肩書きとはちょっと違って僕の心に楔の様に刺さってます。
『どうしてそれを?』と聞いてみますと。
取り組むきっかけは、たまたまだとか、当時流行っていたからだとか、気づいたらなどほんとにバラバラ。
でも。何かのきっかけで確信と覚悟がその人の中で生まれますと。
とにかくどんなことでもそこに紐づいて物事を捉えてます。
それから。それが廃れようと周囲から呆れられようと、続ける。
否定的な評価をされようと決して感情的な反応はせず、むしろニコニコしてるような。
この穏やかさに触れるだけで凄みを感じます。
もちろん日々ただただそれを繰り返すのではなく、意図を持って繰り返していますし、目先のことではなく、その先にいる人や事を見ています。
まるで時間をずーっと過ごすのではなく、一つひとつ積み重ねているようです。
そんな確信と覚悟のそれは、誰かから与えられるものではなく。自分の中の何かと社会の何かが合わさって化学反応を起こした様な。
でもそんな人間でしか、見えない世界があるのでしょうね。
なので僕は単純に大好きです、どっから切っても◯◯さん。のことが。(文責:谷口晋一)