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★ 正しく後世に伝える。の立場をとる人がいて続く世界。

2019/02/27
★ 正しく後世に伝える。の立場をとる人がいて続く世界。

昨日セラピスト育成スクール『エフェクティブタッチ』代表の小澤さんが名古屋に来られて。

ちなみに彼女。名古屋来訪最大の目的は僕に逢いにきたのではありません。その真の目的は彼女のブログで判明するとしまして。

 

つい先日、数年もの歳月をかけて『エフルラージュの教科書』(BABジャパン)を著作した彼女。

 

その書籍製作に深く携わった、あかつき身体文学舎代表の近藤さんと3人でのご飯だったのですが。

せっかく名古屋に来られたので手羽先で有名な世界の山ちゃんの、大人バージョンのお店に。

座敷の一室で名古屋メシいただきました。(ここは世界の山ちゃんの手羽先とちょっと味付けが違うのです)

 

さて。小澤さんが今回書籍のテーマとして手がけたエフルラージュという手技。

様々なオイルトリートメントに取り入れられているベーススキルとして、いわば世界ではスタンダード。

 日本でも先人者のお陰でその種が蒔かれ、今があります。

 

と同時に。

(これはどの技術体系でも同じことが言えますが)時間の経過や伝承の段階でその意図や目的が薄まったり、少しづつ誤って用いられてしまうことが少なくありません。

 

そうした中で。

体系的にわかりやすく『これ、こういうことなんですよ』と改めて伝える。このことは次の世代に向けてとても責任が重く、かつ勇気のいることです。

 

技術者というのは、本来目の前の人に技術を用います。

ですがそれを正しく後世に伝える。という立場をとる人がいて初めて遺る(のこる)わけです。

 

今回それを一つのカタチにしたのが本書や映像教材(DVD)ですから。僕自身、そのことに対して純粋に敬意を抱きます。

そんな彼女も日々様々な学びも深めているそうです。4月にはアメリカに飛び、解剖実習にも参加するとのこと。飽くなき探究心と言いますか、ホントに頭が下がります。

 

ただし。

あかつき身体文学舎の近藤さんと解剖実習の話で筋肉やら筋膜やら盛り上がりながら、手羽先を美味しそうに食べているお姿を目の前で見て。

 

解剖実習の話から思い浮かぶ映像と、目の前の手羽先をパクパク食べてる映像を。

切り離すのに必死な自分が。

 

うーん。これもセラピスト会食あるある、なのでしょうか。(文責:谷口晋一)