今日の午後に。
専門誌や自身の書籍でお世話になっている出版社(BABジャパンさん)に出向く予定なのですが。
ふと2年前のことを思い出してます。
『セラピストのお金事情について特集を組みたい』
そんな依頼を受けたのが2017年3月。
依頼を受けた時に思わず
『うーん。ベースとなるデータってあるんですか?』と聞き返す私。
職業として長年の国のデータが蓄積されているのならまだしも。勘(カン)で記事にするわけにもいかないし。
『このために実態アンケートをするしかないですよねぇ』(編集担当者)
『えっ?誰が?』(私)
『。。。(笑)』(全員)
それが隔月刊セラピスト編集部と共同で全国調査を行った『セラピストのマネー講座』のきっかけでした。
統計の素人が四苦八苦しながらどんなアンケート項目とするか?どんな対象に絞るか?統計上、最低でも全国のセラピスト15000人くらいをベースとしないといけませんからそりゃ大変です。
でもこれはやって良かった。
【セラピスト 2017年 06月号 】
https://www.amazon.co.jp/dp/B06XW8MRC1/
プリントアウトされたセラピスト一人一人の回答。自由記入欄のコメント。
データだけでは見えてこないことが浮かび上がってきます。
「あ、お金が残る(残らない)セラピストたちとはこういうことか。」
「これ、今からこのこと考えてるセラピストがとっている行動なのか」
「ここに注目しておくと回るようになるのか」など。
2年が経って。セラピストの世界がどう変化してきたか?
このデータを元にして。来週13日札幌からスタートするセラピストの学校オープンキャンパス第五クールの中で。
谷口校長スペシャル講座を、
『全国調査から見えてきたセラピストの今とこれから。運営実態。5つの方向性〜セラピストライフ2019』にしました。
今、何度も何度もテキストを読み返しています。
人は未来を正確に予測することはできませんが、グラフの見方を少し変えるだけで個々のセラピスト自身の歩みの指針の一つとできます。
ちなみに。こういったことはなかなか個別講座などでは伝えられないんですよねぇ。
なので。オープンキャンパスがあって良かったなぁと。(文責:谷口晋一)
セラピストの学校オープンキャンパス
(札幌3月13日、福岡4月23日、渋谷4月25日、名古屋5月20日、大阪6月4日)