あるセラピストのクライアントさんと話した時に忘れられない言葉があったんです。
もう長いこと通っているその人は、
『身体に変化があったときに「あ、これって◯◯さんだったら何て言うかな?」って。』
セラピーは多くの場合、目に見えての形には残せません。
だからこそセラピストはクライアントの“ある変化”に対してクライアント以上に敏感にならなくてはいけないと思うのです。
それは決して目に見える形とはならないけど、その人の心にいつまでも残るということです。
たとえば新たなお客さまを集めるという集客活動においても。
クライアントが生活する中でのある部分、心身に関わることであったり健康や美容などその人にとって大切にしていることに気づき、その人に届くよう伝えて、その人において期待と変化をもたらし、何より記憶に残り、常に思い出す存在でなくてはなりません。
クライアントにとってかけがえのない存在。それが本来のセラピストの姿です。
集客活動などやり方についてはその時代時代で変わっていきますが、セラピストとクライアントの関係はそう大きく変わってないということです。
もうわかりますよね、それってそんじょそこらでどうこうできるものではないということを。(文責:谷口晋一)