今結果を残している、また形としてきたセラピストたち。もちろん規模の大小や名声などではなくセラピストとしてですね。
彼らと雑談したりじっくりインタビューする機会やマンツーマンコンサルティングなど、今に至るストーリーを紡いで(つむいで)いきますと。
セラピストライフにおけるターニングポイントが必ずお一人おひとりにあることに気づかされます。それって
『あ、これだ!』と事前に気づけるものではなく後になって『あの時があったから』というもの。
それは大抵思いがけない出来事であったり、予定通りいかなかったとき、一度ならず何度も立ち止まっている時、進みたいのに立ち止まらざるを得ない時など。そのときはマイナスと思えるようなことばかりだそうです。
それこそゆっくり考えられない。心が折れそうにもなれば時間がかかって焦ったり、入口も出口のわからないトンネルの中に入りこんでしまったようにもなる。
でも日はまた登ってきちゃうと(笑)
淡々と目の前のことを取り組むしかなくて、それが一瞬意味のないことなのかも、もうそろそろやめようかな、そんな状態にもなったそうです。
ただ。そんな時だからこそ『そもそも自分ってなんでこれしてたんだろう?』という自分を見つめる機会が必ず生まれる。
そんなシンプルな問いかけから
あ、これするの忘れてた。
あの人に会ってみよ。
こんな機会(チャンス)ないよな。
みたいな小さなステップが生まれるそうです。
本人からすれば決して魔法でもなければ劇的な何かでもない。でもそれが後になってターニングポイントとなった。
多くのセラピストたちがとつとつと語ってくれます。
時間を味方にするというのは。
思うようにうまくいってない、コントロールできてないと思った時にやってくるシンプルな問いかけからだったりします。
今週も僕自身。全国のそんなセラピストたちと沢山逢ってきます。(文責:谷口晋一)