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★セラピストとしての本分を忘れずに。

2020/03/03
★セラピストとしての本分を忘れずに。

いつもの朝、タンブラーを持ってスタバに入りましたら。感染症対策の一環で紙コップでの提供のみだそうです。

 

いつのときでも不確定な世相となりますと。どうしても極端なスタンスが強調されがちですね。

 

ちなみにセラピストの世界ではあれをやったらいい、これはするべきでないなど。不確定な世相を反映させての手法や行動が強調されがちです。

 

しかしこういったときだからこそ。

セラピストとしての本分を忘れずそのことを今一度考える時として欲しいのです。

 

セラピストとはどこまでもクライアントに寄り添うことができる存在であり、ある一面において代わりの存在はいません。

 

人の受け取る“癒し”とは手法そのものではなく、セラピストとクライアントとの関係を通して見出され評されるものです。

 

だからこういったときにこそ。

今まで出会い関わってきたクライアント一人ひとりを見つめる時として欲しいのです。

 

自分がどういった価値を提供しているのか。その人の何を見て何を見ないのか。どのような人たちに何を届けてきたのか。その人はあなたに出会って何が変わって何を変えずに済んだのか。

 

すると“自分の中での必要”が浮かび上がってきます。

たいていそれは手法や効率性や数字とはちょっと違うところにあります。

 

そこを面倒くさがらずに日々向き合えているかどうががプロフェッショナルとしての深みとなる。

 

これまでにバブルが弾けたり世界的金融危機のときも。数々の震災や自然災害などが地域地域で発生して不安定な世相となったとしても。

 

日本において個々で活動するセラピストたちを見てきて、しっかりと立ち止まってセラピストとしての本分を見出してきた彼らこそがその後もまた歩みを確かなものとしています。

 

はい、これは僕自身にもまた言えることです。そこだけはラクしちゃいけない。

 

セラピストの世界で言えば。

今後は不特定多数の対象に効率性を高め定められたものを提供するサービスと。

益々“一対一”でかつその様な関係が深まるものと。区別されていくと僕は思っています。

 

それぞれに価値を見出すクライアントとの関係性。

 

だからこそ。今自身にとってのセラピストの本分は何か?を考えてみるときだと。


本来であれば大阪にいってセラピストたちと会えた今日。ふとそんなことを思いました。(文責:谷口晋一)