去年からオンラインを取り入れ始めているセラピストたちとやりとりする中で。
スクールや教室、レッスンなど。教育活動に取り入れているセラピストが数多くいる一方で。
サロン内メニューの一つとして取り入れているセラピストは少ないのではないか?またはうまくいってないのではないか?
僕も当初はそう考えていました。
しかし実際に伺ったセラピストの口から聞こえてきたのはまったくそうではなく。
むしろサロンの中でオンラインメニューをとりいれたことによって、
クライアントとの繋がりが深く太くなった。ということを複数のセラピストから聞くこととなります。
よくよく伺っていると「なるほど。そうだからか、」というものばかり。
確かにセラピストが新たに何かを取り入れていくことへの不安は尽きません。
これはオンラインメニューの導入だけでなく今ある活動からの変化という点ですべてにおいて言えることでしょう。
しかしきっかけがなんであれクライアントにとって必要と思うのならば。
それについてはまずは取り組んでみる。反応や結果は取り組んだ先にしか見えてきません。
クライアントは自分の身体や心について自分以上に知り、寄り添い、関わるセラピストとの出会いや関係を今後益々必要と考える様になります。
しかしそのことに気づいていないクライアントもまた多いのです。
万人受けすることやわかりやすい結果だけでない、そのようなクライアントの関係を築こうとセラピストが覚悟し行動することからしかそれらのカタチには積み上がってはいかないのです。
オンラインであってもなんであっても。
ただ単純にサービスを利用する、していただく、という関係性からの変化こそが取り組まなければならないこれからのセラピストのテーマだと思っています。(文責:谷口晋一)