これから始めようとしているセラピストたち。
また心機一転、新たなスタイルで始めようとしているセラピストたちに。
始めたばかりのセラピストたちと雑談する中でよくお話することなんですが。
せっかくなんで。こちらでも。
◆◆ 『やっぱり。15分単位とか区切ってメニューを増やしておいた方がいいでしょうか?』◆◆
『いくつのサロンに行ってみたのですが、だいたい15分とか30分で沢山メニューがありました。やっぱり。メニューを増やす意味でも15分単位とかで区切っておいた方がいいでしょうか?』
いざサロンをオープンさせるときに。
悩ましいと言われるのがメニュー作り。
もちろん。個人サロンですし、決まりなどありませんから好きに決めちゃってもいいのですが。
ただ決めるにしましても。どういったことを踏まえておけばいいのか?
実はこういった相談はよく受けます。
これまで開業してきたセラピストサロンを見てきて。
やはり「やっちゃいけないメニュー作り」というのがありますし、「個人サロンならではのメニュー作りの考え方」というのもあります。
この、一分読了では「メニューはこれで!」みたいなものではないので、これから作り上げていく上での参考にしてくれればと思います。
もちろん開業・スタートアップの段階でなくともメニュー構成を考え直そうとしているセラピストにとっても参考になれば。
◆これやっちゃいけません!サロンメニュー作り〜時間単位をひたすら細かくする
お客さまからみて個人サロンに求められるのは。
やはり時間を細かく区切っての、沢山のメニューを用意することではないようです。
たとえば
アロマセラピー 15分 ○○円
アロマセラピー 30分 ○○円
アロマセラピー 45分 ○○円
といった風に、時間単位で細かく区切るのは。
たとえば駅前にある複数台のベッドがあるようなサロンであれば良いといわれています。
なぜなら多くのお客さまを、限られた時間の中で効率よく、また選択肢を増やして利用していただくことで売上が立っていく、そういったサロンスタイルだからです。
しかし。個人サロンの場合、お客さまがそのサロンに何を求めているか?と言えば、
細かく区切られた時間の中で利用したいとはあまり思ってはいないようです。
むしろ慌ただしい日常の生活から少し離れた、そんな時間の流れをもちたいと願うお客さまが圧倒的に多い。
もちろん大まかに大体の時間数を伝えるという意味では時間を区切る必要はあるでしょうけど、ことさら細かく区切って、また沢山のメニューをラインナップ化したとしても。
お客さまはそのことだけで行ってみようとはなりません。
ですので、新たにサロンを始めようとしているセラピストさん。
時間を細かく区切っての、メニュー構成を考えなくても大丈夫。
お客さまお一人おひとりに時の流れを忘れさせるくらいのセラピーを提供する気持ちで。
あなたが本当に提供したいセラピーは何か?を考えてみてくださいね。