登山家をエベレストの頂上まで行けるようにサポートする人々になぞらえて、セラピストの活動を支える存在をセラピストシェルパと呼んでいます。
数年前に発刊した『セラピストは一生の仕事』(BABジャパン刊)はまさに、その存在にスポットライトを当てた書籍です。
セラピストシェルパといっても活動は多岐に渡ります。
たとえば集客や運営するためのサポートだけでなく、いまや様々な角度から支えてくれる存在と言えます。
彼らの話を聞いていますと。
クライアントやお客さまにとって、
やっぱりセラピストという存在は唯一無二の存在。
それこそ誰もがコピーの様には真似できないと。
ゆえにセラピストとしての活動により集中できるためにどうしたらいいのか?を体現できるようにすることこそがシェルパとしての役割だと。
◆◇◆
世間で言えばセラピストというのは、まだまだマイナーな存在です。
セラピストをサポートするシェルパという立場はもっとマイナーな存在。
でもそんな彼らが様々なシーンでセラピストの世界に関わってくれていることで、セラピストの先にいる人たちのセラピーライフがより豊かになっている現実があって。
「セラピストってむちゃくちゃいい生き方」と。
そんな想いからセラピストをサポートしてくれている彼らにはホントに感謝なんですよねぇ。
◆◇◆
『僕はホームページは育てていくものだと考えていて、これを“ホム育”と呼んでいます。ホームページは僕が理想と考えるお手本をご用意しますが、ちゃんとした下拵えをすれば、オリジナリティが出るような、そういうカリキュラムを組んでいます。もちろん、作ってからも学び続けて、継続的に改善していくための伴走をずっとおこなっていきますんで、独りぼっちにはさせませんよ』
関西地域を中心に18年にわたって活動している「有限会社リウム」の穗口大悟さんを紹介しています。
◆◇◆
『ヒントは八百屋さんにありました。近所の八百屋さんを見て、“店頭に常にお客様がいるわけでもないのに、どうして長年続いているんだろう”と思ったんです。そう思った時に“あ、顧客なんだ”と気付いたんです。」
福岡県北九州市にて、13年間にわたって自宅サロン「メゾン ド ボーテ」を営み、2020年から執筆活動を通して、セラピストへの支援活動(シェルパ)をしている、後藤みゆきさんのセラピストライフを紹介しています。
◆◇◆
『これからもお客様一人ひとりの光に寄り添って、分かりやすく制作物で表現していきたいですし、セラピストさんそれぞれにとっての一番の理解者になりたいですね』
九州エリアを中心として、デザイナーとしてセラピストを支える一方で、「星空プランナー」としても活動している山本朝海さんのシェルパライフを紹介しています。