「よく噛んで食べなさい」
もう、これモノゴコロついた頃からずっと言われてきたことです。
実はこれ食事に関してだけでなく、
“インプットしたことをアウトプットするとき”も、
まったく一緒だなぁと自戒。
おそらくセラピストさんも日頃つい、新たに学んだことや人から見聞きしたことがありますと。“そのままアウトプット”したくなるのではないでしょうか?
(それだけ発信できるツールが身近にあるというのはありがたいのですが)
でも。
それをセラピスト自身の中で本当に消化してのことなのか?
見聞きしたことをそのまま自分の事のようにアウトプットしていないか?と自戒するのです。
不思議なものでアウトプットされた側はその言葉、アクションが、
咀嚼されたセラピスト本人の腹から出たものか。
耳から口へとそのまま流したのか。
…なんとなくわかるものです。
『あぁ、それ◯◯の受け売りでしょ?』
そんな風に受け止められるのは…セラピスト自身にとってもいい形ではありませんから。(文責:谷口晋一)