「人工知能やロボットで代替される可能性が低い100種の職業」には、アロマセラピスト、各種カウンセラー、ネイル・アーチスト、はり師きゅう師などなど。
セラピストの学校で関わったセラピストたちが名乗る肩書が数多く掲載されていました。※
なんだかうれしかったなぁ。
といいますのも、当時「人工知能によって現存の職業がほとんど淘汰される」とセンセーショナルに取り上げられていた中で。
セラピストの学校などで関係するこれだけたくさんの職種が“淘汰されない”と宣言されたのですから。
ただもう一方で、こんな思いが僕の中で浮かんでは消え浮かんでは消え。それが、
「セラピストになれたら絶対安心ってことはない」ということでした。
ちなみに前述の発表の中には、アートディレクターとかクラッシック演奏家なんていうのも挙げられていました。
その肩書ですべての人が生き残ってるかといえば違う。
結局のところ職業としては残る可能性は高いけど、個々で見れば必ず生き残るというわけではない、ということ。
うーん。少し考え込んでしまいました。
『であるなら、続けられる人とそうでない人との違いってなんだろう?』
そういったことを考え発し続ける人間がセラピスト業界の中に一人くらいいてもいい。
でもそのころはまさか本という形になるとは。(つづく)
※野村総研が独立行政法人・労働政策研究・研修機構「職務構造に関する研究」が分類した601種類の職業について定量分析データを使って分析した結果より。
参考サイト:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1512/02/news111.html
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