【人間の努力は魅力的なしかも楽しいアイディアやプロジェクトに向かう。そうでないものからは遠ざかる】〜ゲイリー・ハメル(マネジメント理論家)
セラピストが関わる多くのプロジェクトは元々、魅力的なもののはず。
それがバランスが崩れてしまうのはなぜなんだろう?
僕自身の(ホロ苦い)経験上、往往にしてあったのがこういったことの数々。
自分の努力をチームメンバーに同様に求める。
結果にこだわりすぎて、そこまでのプロセスを飛ばす。
◯◯すべき、といったあるべき論が頭の中を占め始める。
共に関わる人へのリスペクトからくる目に見えた行動を欠く。
軌道修正するときに原点の感覚を低く捉える。
人や物事が遠ざかり始めてから引き返すのは物凄い大変でした。
なので、人が努力したくなるそういった感覚を無下にしてはいけない、と今ではそう思うのです。(文責:谷口晋一)