最近僕の周りではAIやロボットがどうだとかあまり見聞きしなくなりました。それが当たり前の世界に近づいているからなのでしょうか?
いやだからこそ。その専門にない僕は、ニンゲンにしかできないこととはなにか?を当たり前の様に意識してなきゃと思うのです。
数年前に“10年先も生き残る”と言われてたセラピストたちと関わって強く感じるのは。
ニンゲンでないとできないことの一つに『人の幸せのために自分の能力を提供すること』なんだろうなぁって。
常に『その人にとっての幸せ』は何か?を想像し続ける。
0と1の組み合わせではない存在(ニンゲン)であるということがベースなので、色々しょっちゅう変わるし、正論だけじゃ物事進まない。
また手が身体に触れたり、ノンバーバル(非言語)な想う気持ちといったシンプルかつ繊細な動きなんかは、予想を超えて相手に変化をもたらす。
ということから双方の変化が起こり、相まって求めている先が奥深く広がる。
それもまた、互いに“憶えがある”わけです。
そんな凄いやりとりを日々しているセラピストたちは、やっぱり凄い。
これからもまた、
『ニンゲンじゃないとできないことの回転軸』の中にいたいです。(文責:谷口晋一)