個々人としての活動や取り組み。
一年を振り返っていて。
今年も僕の周辺では様々な“やり方”が流布された一年だったような気がします。
どうしてこうもまた。人はテクニックオンリー、それも魔法チックな?のに走りたくなるのでしょうか。
そして知らぬ間に自ら流布する側になってしまっているという。
狩りをするときにすぐに動く動物の方が仕留めやすいように。
僕自身を振り返っても。
理由もなく不安なときには無闇矢鱈(むやみやたら)に動きたくなるものです。
しかし。諸々のやり方に走る前に。
自分にとっての定点観測地点はどこなのか?を常に見失わないことなんだと。
ここに立つと。
ここにいると。
ここに戻ると。
これに取り組むと。
この人たちを想うと。
これをすると。
この出来事を思い出すと。
これからの“荒波の時代”への潮目の変化になんとなく気づいているのだとすれば。
自分の中に灯台がなければ。
あっという間に漂流してしまうというのも頷けるはず。
自分で自分を外から確かめられる定点観測地点を認識しておくことは、何をするにしても大切にしていきたいことです。(文責:谷口晋一)