今月札幌から始まるオープンキャンパスの第6クール。
スペシャル講座のテーマは、活動の幅を広げる個人セラピストたち。
今、個人セラピストたちはサロン活動だけでなくそのセラピーや環境に合わせて医療福祉の現場や企業、地域自治体、海外、観光など。様々な分野で活動の幅を広げています。
なぜここ数年多くの個人セラピスト、それもジャンルや地域を超えて活動が広がっていったのか?
僕は業界そのものの進むべきテーマが大きく変わってきたことが理由の一つなのだろうと感じています。
2015年ころまでの第一期は『セラピストという職種の誕生から定着、安定』などが大きなテーマでしたし、そのための活動が揺籃期、成長期、成熟期においてなされてきました。
しかし。第二期となって。
業界全体のテーマが変わってきました。
今は『時代や社会、人から求められるセラピスト』がそれです。
今やセラピーと提供スタイルがものすごく細分化されてきているのは、
「求められるものそのもの」がそうなっているからです。
今回は全国で活動の幅を広げているセラピストたちのインタビューを元に現状や方向性、幅を広げた活動を考えるためのポイントなどをお伝えしようと思います。
自身の立つ世界の大きな流れを意識して。歩む道筋を自ら見出していく。
それもまたこれからのセラピストたちに求められていることだと思います。(文責:谷口晋一)