僕は16年ほどセラピストを支援する働きをしていますが、そのセラピスト・シェルパも時代の変化に伴って専門的な役割がどんどん変わってきていることに気づかされます。
業界がまだ産声を上げた頃、そして成長期のときには。活動を始められるための技能習得や各種知識、または新たにお客様を得ていくための集客活動などを支援することが求められたりします。
業界の安定期となってきますと。
今度は今いる既存のお客様に継続的に来ていただけるような支援や活動を安定させるための支援などがあるでしょう。
その他にも新たな伝えるツールが生まれればどう習得し活用するか?といった支援もあるでしょうし、その時代に合ったセラピーアプローチ(技術)があればそれを教え育てていくというのもシェルパの役目です。
大きな社会の変革とともに社会が求めるセラピストの姿が変化していき、それに伴ってセラピストシェルパである支援の役割も変わっていきます。
つまり。“基準”が変わってくれば評価されることも求められることも変わってくるということです。
クライアントが必要としていることは何か?をシンプルにかつ深く見定める。
セラピストの存在が社会からこれからも必要とされている以上。