サロンにお邪魔した際にセラピストにお客さまを時々ご紹介いただくことがあって。
そんなときいつも感じるのですが、セラピストとお客さま。なんだか似ていると言いますか。
サロンであればその空間も含めて“一つの形”となっています。
対人援助職であるセラピストは相手であるクライアントとの関係性がそのまま形となると言われることがありますが、本当にそうだなと思います。
開業するなど最初に形を作るときはあくまでも自分のイメージが元となりますが、時が経ちそれとは少し形が変わってくるのは目の前のクライアントとの関係性ゆえだと思うのです。
だからこそセラピストは自身の思い描くものに対してクライアントとの関係性を大切に考えて欲しいと思うのです。
セラピストはクライアントに合わせるわけでもなく、またクライアントがセラピストに合わせるわけでもなく。
その関係性ゆえにサロンが形作られていくのだと思います。
《100通りのセラピストライフ》
上利麻美さんのセラピストライフ〜RE therapy