セラピストと言いましてもいまや様々なフィールドで活動しています。
どの分野においても軸をぶらさずに歩んでいるセラピストと出会いますとその結果や実績と言いますか、表層の部分につい目がいきがちです。
ただ色々聞いてみますと。そこに至るまでには相当の時間や濃い積み重ねがあります。
たいてい本人は気づいてないのですが。
それがなぜできてきたのか?
覚悟なのか、たまたまなのか、ただただ好きなのか。よくわかりません。
ただとにかく。他を凌駕するくらいの量をこなしてることが多いですね。
目に見える形の前には圧倒的に量がある
効率化やら生産性向上などと叫ばれてる今。
「量をこなす」って響きは敬遠されがちなのでしょうけど。
いやいや。今も昔も。量をこなしてますよ、それも圧倒的に。
ただそれが何のためになのか?どうしたいのか?は徹底的に考えていますが。
いやぁそれって。本当に誰もが簡単にできることじゃなくてあきれられるくらいのレベルです。
それでも。目に見える形の前にはやはり圧倒的に量があるんだなぁと気づかされます、彼らを見ていて。
きっと圧倒的な量の先に見える景色は。
別の人が見る景色とは違って見えるはず。
僕もついラクしようラクしようと上澄み液だけ掬う(すくう)んじゃなくて。
しっかり汗かきながらかきまぜてその先に見える景色を見てみたいと思うわけです。(文責:谷口晋一)