これから始めようとしているセラピストたち。
また心機一転、新たなスタイルで始めようとしているセラピストたちに。
始めたばかりのセラピストたちと雑談する中でよくお話することなんですが。
せっかくなんで。こちらでも。
◆◆ 『セラピストのステージ。ブレイクエリアって?』 ◆◆
『セラピストを始めて最初のステージはランエリア。次のブレイクエリアってどんなのでしょう?』
セラピストは開業やダブルワークで始めるにしても自分一人ですることが多くて。
長いスパンで自分のライフステージを考える余裕はありません。
それでも。何年かのスパンで自分のステージが変化していくんだと知っておきますと。
その時々、冷静に判断していけたりします。
ですのでスタートアップ段階のセラピストには、セラピストステージについてお話することが多くあるんです。
ランエリアの次のステージは、ブレイクエリアです。
ブレイクというくらいですから様々なことがブレイクして形になっていったりします。
具体的には新規のお客さまの数などが増えてきたり、セラピストとしての活動の幅が広がってきます。
何がきっかけか?
実はそれを一つに絞ることは難しいようです。
それでもランエリアで様々な取り組みをする中で一つひとつ実を結んでいくかのように反応がある。
ただ「事前にわかりきった成功方法」などでなく、いくつかの取り組みやタイミングなどがあるため、後になって「それがきっかけだった」と思うケースが多いです。
目の前にやることが一つだけ見えていたというより、通り過ぎて気づくことが多い。
僕はそれがターニングポイントなのかな?と思っています。
セラピーの技術であっても。また対象となるお客さまのこと、セラピーを提供する方法や新たにお客さまに来ていただくための知らせ方など。
「ここでのエリアが本当にしんどかった」
それらの組み合わせの中でブレイクエリアに入っていきます。
ブレイクエリアで大切なことがひとつあります。
実はここを通ってきたセラピストたちの多くは「ここでのエリアが本当にしんどかった」と語るのです。
ランエリアの時に比べれば新規のお客さまが沢山きますし、サロンワークだけでなく様々な活動などもあります。
でも。「いやぁあのときはしんどかった」と口々に言います。
その理由としては、
お客さまの入れ替わりが激しかったり、様々な活動をするが故に時間に追われてしまってタイムマネジメントができていなかったり。
実は。このブレイクエリアで個人セラピストは体調を崩してしまったりプライベートとのバランスがうまくいかなかったりするようなのです。
セラピストの働きはお客さまとの一対一のもの。
そのセラピスト自身が崩れてしまうと、、
ですから。ブレイクエリアについて理解しながらどのようにサロンワークしていくか?など考えていくことが大切なのです。
セラピストステージの波を。
セラピストを始める段階でなんとなくでも理解しておくことで。
「この状態がずっと続くと思ってしまう」など、燃え尽きてしまうのも避けることができます。