今朝のこと。
人混みでいっぱいの地下鉄を降りて歩いてましたら。
20代くらいの男性が白杖を持ってちょっと戸惑ってる様子。
声かけたら「ブロックがわかんなくなっちゃって」と僕の肩に手を置いてくれて。
地下鉄改札を目指してたみたいだったので方角伝えて僕は離れたのですが。
その間、たぶん10秒くらいでしょうか?
すっと僕の右肩に置いてくれた手の、その瞬間の。なんと心地良かったこと。
会話は特になく、でもなんか彼とやりとりしてるみたいな。
以前にインタビューさせてもらったセラピストが同じ体験をされたことを話してくれて。
ふとそのことを思い出してました。
僕は仕事で人の身体に触れることはしませんが、セラピストに“触れられること”はよくあります。それもテクニックなどを意識した“触れられ方”ではなく。
この、触れられた瞬間に感じとることって。
時に触れる側が思う以上のことなのかもしれません。