『一人ひとりに丁寧に寄り添う。』
個人でサロンをされている全国のセラピストたち。
この言葉を僕に伝えてくれます。
よくよく話を聞いていてまさにそうだよなぁって。
サロンに来られるお客さまの多くは、一度二度利用するというより、
長期的な関係を持つ特定の相手を指す“クライアント”でもあって。
やはりそこには一人ひとり、そして丁寧に寄り添うということがベースとなっていることが多いです。
一人ひとりと丁寧に寄り添う。それも5年、10年と。
それって決して簡単なことではありません。
覚悟がいるといいますか。
これをしたら正解。というのもあってないようなものですから、
各々の環境もカタチも違う中で、そのために試行錯誤しながら場(サロン)を創り上げていってます。
そこには終わりのない学びであったり、思った通りにいかない現実にも向き合うこともあるでしょう。
それでも続けていられるのは。
やはり一人ひとりのお客さまとの関係性の積み重ねによる所が大きいのだと思うのです。
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『私の今のスタイルとして、お一人のお客様のために1日を使う形なので、施術の前後もお客様には気持ち良く過ごしていただきたいと考えています。1時間のメニューでも、3時間ほど滞在される方もいますし、少しの時間、眠っていかれるお客様もいますね』
東京国立市にて9年近くに渡って自宅サロン「Elyma(エリマ)」を営んでいる、遠藤公子さんのセラピストライフを紹介しています。
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『1人ひとりと丁寧に向かい合い、寄り添うこと。そして、自分の学びも止めないこと。お客様1人ひとりの期待に応えるためには、学び続けることが大切。それは終わりの見えない旅のようにも思えるかもしれません。でも、旅をしているうちに道が細くなるみたいに、研ぎ澄まされていくってことはあると思うんです』
埼玉県さいたま市にて、10年にわたって個人サロン「結−ゆい−」を営んでいる、清野映美さんのセラピストライフを紹介しています。
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『サロンを運営する以上売り上げをどんどん上げなくては。との思いに囚われていた時期がありました。ただそれだけではいけない。素直に純粋に背伸びせずにありのままで、自宅サロンでこの環境、私のセラピーを必要としてくださる方々に届けていこうと。たぶんそれは自分の中でセラピストを生き方と捉えることができたから、なのでしょうね』
茨城県水戸市にて、7年にわたって自宅サロン「アロマ・クレール」を運営しているメノポーズ・セラピストの竹内香代子さんのセラピストライフを紹介しています。