いつもの雑感です。
セラピストサロンにおいて。継続して利用してくださるお客さま、いわゆるリピートしてくれることをとても大切な存在として捉えています。
ただ。あるセラピストたちは「リピート客」とひとくくりにはみていません。それは、
サロンに足を運ぶことそのものを目的(喜び)とする人と
サロンやセラピストを通して得る(知る)モノがあると感じて通い続ける人と
同じようにリピートするお客さまではありますが、前者と後者では明らかに反応が違っていることをなんとなく気づいているからでしょう。
実は業界の歴史をみていても。
それら違いがあり、その割合も変化しているのでは?と僕は思っています。
2016年ころまでの第一成熟期では前者のお客さまが圧倒的に多かった。ただ、
移行期を経て2020年ころからの第二揺籃期では後者のお客さまが中心となってきています。
それは広い視点での“お客さまの意識の変化”でもあり、こちらがどうこうと変えられるモノではありません。
それって。サロンやセラピストを通して“自分の知らない自分”を見たり知ったり気づかされたり。
そのためにサロンを利用する人、セラピストの元に訪れる人が増えてきているということでもあり、
ただ同時に。通い続けることを喜びとする人も決していなくなったりはしないということ。
すべてをこう変えましょう!ではなく、
お客さま全体として個々のサロンが求められているものをなんとなくでも捉えていってなおかつ、
個々のお客さま一人ひとりと対峙していく。
セラピストたちにとってのクライアントとはどんな存在なのか?
そんなところから「リピートくださる」ということについて考えたりするのです。