オープンキャンパスなどで再会するセラピストたち。彼らとは常に会うというより、数ヶ月、一年ぶりに会います。
中には数年振りなんてこともあって、それまでどんなセラピストライフを歩んでいたか?などを話してくれます。
そんな個人セラピストたちの歩みを見てきて思うのは
プライベートな自分と、プロフェッショナルとしての自分とを無理して切り離そうとしちゃいけないんじゃないかな。ということです。
プロフェッショナルと言いますとプライベートはほとんど見せない、知らせない。そんなイメージもあるにはあるのですが
むしろ切り離そうと思えば思うほどどっちともよくなかったりする。
と言いますのも、個人セラピストとお客さまとの関係というのはかなり長くそして濃くて
サロンライフを送る中で長い時間の経過と共に、互いにプライベートでも出来事があってそれらを“共有”する時間というのも多くあるというのです。
身体のことや心のこと、家族やお仕事、そのアイデンティティに関することまで。
お客さまはセラピストに自己開示していく中でそれすら豊かなセラピーライフに繋がっていることをよく知っていますし
セラピストもまた、プライベートとの切り離しを無理してしようとせずにそれらも含めてのセラピストとしての自分を表現しているかのようです。
もちろんSNSなどでプライベートを隠し事なく明かしていくということが大事なのではなく、
プライベートの部分とプロフェッショナルの部分をもってセラピストの自分であるとの認識でお客さまに向かっていくことがお客さまの自己開示にも繋がっている。
10年20年という期間、セラピストの元に通っているということは、ただ単なる“セラピストとお客さま”という関係性だけではないんでしょうね。
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【5月22日(水)名古屋オープンキャンパス】
【6月25日(火)札幌オープンキャンパス】