諸先輩方と年齢の話になると、自分の器が分かるようになる頃だね?なんて言われます。
僕の場合、社会に出て10年くらい(30代)でなんとなく外の事はわかるようになって。
でも内の事はそれから10数年はかかりました。
社会という外の事と自分という内の事がなんとなくでも見えてきますと、取り組むべき先の物事や身近な物事がボヤ〜っと目の前にあらわれてきます。
40代半ばという年齢に応じて。という訳ではありませんが、
それが一般的に言う「自分の器が分かる」ということなのかな?なんて。
でも僕は器というよりも、どちらかと言いますとキャンパスとパレット。
そんなイメージが頭に浮かびます。
器ですと注がれる量については語りやすいですが、何を注ぐか?についてはあまり語られない。
しかし、それがキャンパスの大きさやパレットの形状などと表現されますと、
いわば選択肢が増えるというような感覚となって。
さて。
何を描きましょうか。(文責:谷口晋一)