昨晩一緒だったセラピストは紆余曲折ありながら、長らくやってきた人。
彼女がその世界に入ったきっかけや、そこからどんな歩みをしてきたか。
色んな話を聞きました。
決して順風満帆とは言えない歩み。
もうダメだと考えたことも数えきれず。
あぁ。
『いくらしっかり学んでいても繰り返しの現場を知らなければその学びは本物とならず。
逆にいくら現場を知っていても学びの原点を忘れてしまえば、現場の深みは暗闇にしか見えず。』
なんだなと。
長く続けているセラピストの共通点をあげれば、
「自分の意思と行動だけでここまでこれた」と決して思っていないということかもしれません。
自分でなんでもしようと思っても抗えないことばかりだった。
運やご縁、タイミングなど。
色んな表現はあるにしても、肩の力が抜けてきたあたりから自分のポジションが明確になってくる。
それはその原点と現場の深さを知る者だけが語れる特権なのでしょうね。(文責:谷口晋一)