僕の周囲にいるセラピストで、本業そのものとは別に講師やコラボレーション、取材などを依頼される方がいます。
その経緯を聞いたりしますと、大抵は『たまたま…』という話なんですが。
本当にたまたまか?と言えば、やはりそうではなく。
仮にご本人はそういった感覚でも、そこに至るまでの経緯や積み重ねが間違いなくあるものです。
でもそこには共通点があって。
『自分のしていることはしっかり深めているのだが、必死さがあまり表出していない。』というものなんです。
なぜだか楽しそうであったり、ニコニコしてたり、一種の清涼感が漂っているんです。
すると周囲は、
「あ、もしかしたらこの人にこんな事お願いできるかな?」となる。
まぁ、どっしりとした信頼感を醸し出していると言いますか。
それは目に見えることではなく、決してポンと頼まれる訳じゃないのです。(文責:谷口晋一)