携わる分野においての本質や本物など。
答えが一つでないものを想うとき。
様々なジャンルのプロフェッショナルに聞いてみるのが一番いいですね。
たとえば料理人やバーテンダーと話していると共通しているのは休みの日など。いつもその分野で最高だと言われるものを食べに行ったり飲みに行ったりする。
デザイナーやプランナーなどからは、世界中の造形物にひたすら触れる機会を持つと聞きますし、きっと僕がまだ見ぬ本物たちは共通するアクションをとっているかもしれません。
思えば僕もセラピストの支援をしようと決めた15.6年くらい前。
本物のセラピストと言われる人から『あの人は本物』と言われるセラピストへ、全国北海道の山奥から石垣島の浜辺まで施術やセッションなどを受け続けて彼らが求めるものを洞察したっけ。
目の前のそれが答えのすべてであるかどうかは示されていないので自分の中で咀嚼しておく。
で、それをひたすら積み重ねる。
確かに今ではネットなどを活用して、そこに誰がいるかはわかりますが。
それだけで知ったつもりになっちゃっていないか?
思い切って浴びてみる。
それが自身の中の感性を研ぎ澄ます。
自身が本物になろうとするのであれば。
『なろうなろう』とするのではなく、それに囲まれる経験や環境を自ら追求してみる。
やはりそこはビビっちゃいけません。(文責:谷口晋一)