今年はベトナムという未知の土地でセラピー業の面々と出会ったり。まったく関わりのなかったジャンルのプロと出会ったり。
そんな中で誰もがキラリと目を輝かせる瞬間があって。それは対峙すべき相手(イチ個人)についての話をしているとき。
そんなとき僕自身も、
『いつも対峙する目の前の相手に対して真剣に向き合えているのか?』を考えさせられます。
例えばお客さまの属性や地域性、体質気質など色々ありますが。
枠組みから情報を詰めていってセラピーをしていく、といったこととは別の所に何かがあるということを気づかされる。
セラピストもひたすらシンプルに最小単位であるイチ個人への観察眼やアプローチのいっこ手前の視点を高めていく中で枠組みを見る。
やはりもっと対峙する相手の真ん中を見失ってはいけない。
セラピストの中にはそのことに気づくということは、当たり前と思っていた発想の一つを“壊す”ということでもあるのでシンドイっちゃシンドイのですが。(文責:谷口晋一)