僕も会合等に顔を出す機会が時々あるのですが、最近はやみくもに人脈広がります!的なのはほぼいかなくなりました。
ほとんどが自分なりに見聞広げたいなぁ。という集まりで。
その中で『あー。こういう集まりはいいなぁ』と思うものの一つに、ウィークタイズな空気感。というのがありまして。
ウィークタイズとは『ネクタイはしているけど少し緩めている状態。』1973年くらいにウィークタイズ理論としてスタンフォード大学で論文化されたなんて聞いたことがあります(が知識としてはまったくです)
集まる理由やなんらかの共通点はあるけど、縛りはキツくない。
また参加する人も、集まりそのものへ求めるものが依存的でない、そんな空気感。
そこでは無理くりな一体感も必要なく、多様な発想を受け止める空間があり、会合の目的だけでない空気感があります。
まぁすべてを空気感で表現するのも変ですが、あれこれ明文化されてるものではないので空気感というアンニュイな言葉となっちゃいますが。
ちなみにそうなっていく集まりとなるためには。
主催する側だけでなく、やっぱり集まってくる個々のスタンスが自立的であることが大前提なんでしょうね。
でもこのウィークタイズなコミュニティに“参加できている”ということは個人で活動するセラピストにとっても、世の中においても。これから益々価値となると思ってます。
セラピストの学校含め僕が主催する側に立つのなら。
キッチキチに締めたネクタイの様な集まりでない、そんな集まりを作りたいなぁ。それこそ緩やかに。(文責:谷口晋一)