僕もここ数年。一人の時間を過ごすことの意味を噛み締めることが多くなりました。
それは「一人力」と言いますか。「孤独力」と言いますか。それを意識できるようになってからですが。
ご縁あって僕が魅力に感じてまた会いたいセラピストとか、一緒にお仕事させてもらって機会があればまた必ずと思うセラピストたち。
大抵そういう方は周囲に人や何かいろんなもの(ポジションとか場とか)がいっぱいついてます。
でもそういう方は総じて一人でいるチカラみたいなものを、滲ませているんですよねぇ。
なんだろーな。物事の捉え方から取り組む姿勢。
すべてに軸みたいなものがあるので誰かと一緒にいても、大きなチームにいたとしても。
その、個が存在していると言いますか。
たぶんそれは世の中が仕事やプライベートで沢山人と会うことを是としたり、関わりの広さや場の大きさなんかをことさら強調すればするほど。
また広く捉えればネットなどを通じて何かと接触している時間が増えているからこそ。
それが滲み出る人となくなっちゃう人が明らかになる。
一人で過ごすことを是とするならば。関わる人との関係性や今位置している場が当たり前のものとはならずに、それがより明らかとなる。
広い社会を見れば自分ができることはとても小さいけれど。
自分にしかできないことをその社会に問うていくのは、自分を見つめられてる人に違いありません。(文責:谷口晋一)