ちょうど僕の住んでいる地域は梅雨の合間。朝、散歩できるのは嬉しいな。
6.7年歩いてますと。同じ人たちとすれ違ったり抜かされたりするんです。
本格的なランナーもいれば、季節限定のウォーカーもいて。
そんな人たちに後ろからビューっと抜かされたり、またペースが遅い人を抜かす時。
朝日を浴びてテクテク歩きながら。自身の日々の歩みにも当てはめたりします。
たとえば自分が可愛がってた存在だとか、教えた存在だとか、自分よりペースが遅いと思ってた存在が急に目の前を通り過ぎていった時。
そんなとき、ニンゲンって一瞬モヤっとするんだよな。
そのモヤっと感を自覚しながらもそのペースで抜かしていったその人に心からエールを送る。
そして一方で。
自分が抜かす時は前しか見ていないから抜かした人への意識がそもそも薄い。
そんなとき、ニンゲンってモヤっとされたかどうかなど考えないんだ。
そんなときにはペースを落としてでも一旦振り向いてふっと会釈する。そしてまたペースを戻す。
ピンであろうとチームであろうと、人と関わる以上。
正しいと自分が思うことだけをやってりゃいいのか?と言えばそんなショボいことはなくて、関わる人たちと自分のそんな感情の狭間で歩んでるんじゃないかなって。(文責:谷口晋一)