常に自分の居場所と目的地を正確に知る。それはセラピストにとっても大切な作業です。
しかも自分自身で。
それは今までのモデルケースが通用しない第二揺籃期に入った業界で。セラピストがセラピストとして生きていく上で何より大切なことだからです。
しかし対人援助職であるセラピストは、特にその活動拠点(現場)では目の前のクライエントに集中し対峙するために。
日々の中では自身の客観性を見いだす事が難しいのもまた事実です。
ここでも!セラピストコミュニティがその重要な役割を果たしていくと、僕は考えています。
現場(職場)や家では自分の場所を正確に認識しずらくとも。
サードプレイス(第3の場)として。
最初のうちはそうでなくても第三者の客観的な視点と、近いステージに生きる他のセラピストとの関わりを通して、自分の居場所がどんどんフォーカスされてくるからです。
同時に互いを理解しようとする安心が担保された場において。
出会うセラピストたちのゴールは、イコール自分のゴールとはならないことに気づくこともできます。
残念ながら他のセラピストが発信する情報(ブログやSNSなど)では、自分自身の居場所やゴールを知る事はできません。
つまり、他人の居場所を自分の居場所にもできませんし、他人の目的地も自分の目的地にしてはいけないのです。(文責:谷口晋一)
6月札幌(満席)7月渋谷(満席)8月20日名古屋。
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