使命を抱き何かに取り組む。
そんなセラピストの印象って。
まったく弱音を吐かずに黙々と、もしくはエネルギッシュに物事に取り組んでいる風と思いがちですが。
実は僕の周囲のセラピストたちはそうではありません。
『どーしよー』『いやぁまいった』など。むしろどんどん弱音を吐いています。
まるで、「怖い怖い」と言いながらお化け屋敷の中に入ってく子どもみたいです。
その先に“光の景色”が見えているけどそこに辿り着くまではちょっと色々あることもなんとなくはわかっていて。
それでも前に進みたいから「怖い怖い」と言っているかのよう。
使命を抱くセラピストはその場に立っていることを自分で否定できないから、どうひっくり返ってもその道を歩むということを知っています。
つまり、使命を抱き取り組んでいるセラピストは決してそこから逃げ出すために弱音を吐いているのではないということです。
“使命感を抱きながらの弱音”を吐けるセラピストは。応援する人も集まってきます。
使命が決して一人よがりなものではなくなっていくということを、その一連のやりとりで気づくのでしょうね。(文責:谷口晋一)
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