昨日のこのコラム。
個人セラピストにとってのターニングポイントについて話題にしましたが、思いのほか長文になりましたので、その続きとなります。
★ 個人セラピストにとってのターニングポイント〜それに意識を向けることができると。
https://www.relax-d.com/contents_1470.html
この個人セラピストにとってのターニングポイント。
1990年代から2010年以前はある程度は共通するものであり、それに取り組めば誰もが簡単に壁を乗り越えていけると言われていました。
しかし。ノウハウと言いましょうか、その共通していたターニングポイントと行動さえも。
時代の変遷や業界自体の変化から多種多様なものに変わってきました。
本やセミナーなどで得られるものだけでは、『今までやっていた活動上のやり方が通用しなくなった』と言われて久しい理由です。
おそらくそういったやり方そのものではなく。
様々な事例を自ら当てはめ、落とし込み、自身の中でトライアンドエラーを繰り返して壁を乗り越えていく。よって、
『今取り組むこれこそがターニングポイントとなる』といった意識を持てるかどうかは大きいと私は考えています。
その大きく変わったターニングポイントの中で具体的に一つ挙げるとするならば。
『新たな技術の学び直しや基礎技術の掘り下げ。』というものがあります。
誤解して欲しくないのは新たに学校に行き直せばいいとか、資格の取得数など、ただ数多く学べばいいというものではありません。
学び直しや基礎技術の掘り下げがターニングポイントとなりえる理由の一つ目は。元々セラピストの側に、かすかな経験が積みあげられているということです。
たしかにフレッシュなセラピストにとってそれは“かすかな経験”です。
しかしまったく右も左もわからない中で学ぶのと、かすかな経験とではやはり雲泥の差があります。
学ぶ種類も学び方も、自らのかすかな経験からプロフェッショナルとなるのに必要なものはなんなのか?という意識。
それがターニングポイントとなっていく理由です。
ちなみに個人セラピストにとって。
ターニングポイントとなる学び直しや掘り下げはカリキュラムそれだけではありません。
うーん、また長くなってしまいそうです。それについてはまた明日に!(文責:谷口晋一)
『セラピストを養成するセラピストを、生み出し支援する学校』