個人セラピストの活動を支援するために全国を回る活動をしていますと。
個々が抗うことが難しい天災など、その地域地域の状況に触れることがあります。
そんな時は点と点を繋ぎ線となり、面となっていきますととても大きな力となりますが、セラピストたちについてもまた然り、ですね。
と同時に。
クライアントにとってセラピストは『いつも通りの存在』でありつづけて欲しいとも考えます。
たとえどんなセラピーを提供するものであっても。セラピストの基本は対人援助の仕事です。
クライアントの心身の状況が日々変化していく中で。そこに対峙した時に『いつも通りの存在』であることが価値となるのが、セラピストであると思うからです。
セラピストはクライアントに対して毎回毎回ドキドキさせる必要はありません。
セラピストに対して抱く絶対的な安心感こそがクライアントニーズ(潜在的欲求)を引き出し、セラピーを通して解決していくことの真の道筋となる。
翻って。オープンキャンパスやコンサルティングサポートなどセラピストを支援する側の僕自身も。
『いつも通りの存在』であることに全力を尽くすものでありたいです。(文責:谷口晋一)