最近。人の美学みたいなものの変化を僕自身勝手に感じておりまして。それが、
終えることの美学。というもの。
小さかろうとどんな事でも。
始めることよりも終えることの方が難しい。
思えばこの数年。
僕の周囲にいる人やセラピストたち、メディアなどを通して知っているミュージシャンやタレント、アスリートなども。
一線でされてきた中で。終えることを明確に示し、そこからのプロセスを経て終えていく人を沢山見てきたような。
これって日本人の中でその美学が少し変わってきたのか?もともとあったものがより僕の前だけに見えてきたのか?
もちろん環境や性格的にギリギリまで頑張ってという選択肢も尊重されるべきですが。
一方で自分で一旦幕を引くという選択と、そのための行動をとる人が多くなったのかなぁ。
それは自分の限界を知る、次世代に託す意識、適切にバトンタッチするなど。
そして自分もまた新たなステージに向かっていく。
理由は色々あるかと思うのですが、自身の中で決断し、そこからのプロセスを踏まえていくことの意思と言いますか。
今日明日と時代の変わり目にいる中で。
僕自身も。色々な終え時と新たなステージを考えるときが必ずくるでしょうし、その時に僕はどういう決断をしていくのかな?なんて。(文責:谷口晋一)