セラピストの学校でこれからのセラピストのキーワードとして挙げていたことのひとつに、
教える。伝える。育てる。遺す。というものがあります。
ここ数年の中ではっきりしていたこととして、セラピーを求め望む人たちの目的や行動が変わってきているということでした。
セラピストであるという看板(肩書きやポジション、資格や技術)だけや、セラピストがそこにいるということを伝え知らせるだけでは、
多くは気づかれることはあってもそれだけとなります。
それは個々のセラピストたちがその相手に対して。
より一層“濃さ”が求められる様になってくるのではないかと考えています。
教える。伝える。育てる。遺す。
これはスクールや教室などで生徒に教えるということだけでなく、クライアントに対しても教え育てることであり、もちろんスタッフを育成することでもある。
しいては地域や社会にセラピーのある世界を伝えることでもあり、その先のセラピーを遺す活動でもある。
ただこれらはすぐには芽が出ません。
すぐに反応するものがなくなって。本質を見ざるを得なくなったという点では今回のパンデミックという出来事はそれを加速させました。
セラピーという世界(ジャンル)がここに遺るとするならば。
それらをし続けたものの足元からでしかありませんから。(文責:谷口晋一)
『教える、伝える、育てる、遺す。』
セラピストの学校 スクール運営マンツーマンゼミナール