人は「自分がなにかの役に立てている」と思える時間だけ、なにか特別なエナジーを受け取っているようです。
自分のためだけに何かをするのとは、まったく別モノですね。
そんなパッション、熱みたいなものは周囲にも伝播していく。人や物事が動く、というのはそういうことでもあり。
これまで僕が出会ったセラピストたちを愛してやまないのはたぶん。自分のためだけに、とはまったく違う先を見ている姿を見せられてきたからでしょう。
不器用ながらも。限られた中にあって。“そのために”自分ができることをし続ける。
こんな風になったのなら。と取り組んだり汗をかき続けたり。
僕は支え手として。その熱を形にするためのアドバイスやサポートという具体的に関わることもありますし、雑談みたいなのから何か掴んでくれることもあり。
時には誰かを繋げたりそんな場を用意することもあります。
それができるのは。僕もまた彼らから特別なエナジーを受け続けているからに違いありません。
回り回って。こんな社会になったらいいなぁというシンプルな理由とそれを体現してくれる存在だからなのでしょうね。(文責:谷口晋一)