日頃それぞれの地域や携わる分野において活動の幅を広げているセラピストたちと出会います。
その中でも社会的な活動をしているセラピストたちがいて。
小児病棟施設であったり、介護施設であったり、教育現場や緩和ケアの分野であったり。
それぞれサロン運営やその他活動をしながらも。その分野において自らが、またセラピーが活かされる様に動いています。
話を聞いてますと、けっしてそれは収益性が高いわけでもなく、かなりの手間も労力もかかるようです。
そこで僕はいつも不思議な気持ちになります。
『そこまでして、なぜするの?なぜし続けてるの?』と。
それでもやっぱり、
セラピスト一人ひとりの中にある想いと言いますか、突き動かされる何かがあったり、とにかくそれをカタチにしてきての今があると。
それは言うほど簡単なことではないというのは少し話を聞くだけでもわかります。
ただ、様々なきっかけのなかでそれらに出会い、携わるようになって。セラピストとして社会に対してどう貢献できるのか?を考え続けています。
たとえそれが初めは小さな一歩であったとしても、です。
これからも社会の様々なシーンでそれぞれの社会から求められる中で、自由に活動に繋げられているということは。
やっぱり素晴らしいことだと思いますし、これからも‟セラピーの先にいる人”を見続けていて欲しいと願ってます。(文責:谷口晋一)
◆◆◆