セラピストが活躍するシーンを思う時に。
サロンなどでの個人のお客さまへのセラピー提供がイメージできると思います。
これは、日本で個人に対してのセラピーから発展しているということもあって、今でもそこがベースとなっていると思います。
ただ。もっと広い視点で見るときに、社会の中で活かされ用いられる存在としてのセラピーがあります。
主には会社組織の中で従業員へのセラピーであったり、事業企画に関わることであったり。
または会社のトップである経営者とのセッションを通してなど。
そこに必要とされるものがあるからこそセラピストが存在しているのだなぁって。
彼らと関わって強く感じるのは、そのセラピーを提供したりその考え方を伝えていくときに。
“その先にあるもの”を常に意識しているということです。
関わる組織や携わる人たち、まとめる立場など。
そこからどのように発展していくのか?をセラピストである彼らがセラピーを通して提案、提供しています。
セラピーというのはどんなシーンであっても求められるものがあって、こうして時代を振り返りますとフロンティアとして活躍される彼らの歩みもまたセラピストの世界では必要とされてきたのだと思います。
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『僕は、良いものはたくさんの人に伝えるべきだっていう信念があるんですよ。だから、セラピーとか、癒しとかを求めてる人はすごくたくさんいるのに、全然、届いていないっていう現状に気が付いた時に、いい施術をもっとたくさんの人に届けたいと思いました。それは僕1人ではできなくて、スタッフに協力してもらうことで出来ることも、届けられる人数も増えていくし、可能性は何倍にもなると考えました』
これまで17年にわたって、法人向けリラクゼーションサービスを提供している「株式会社イーヤス」の代表、遠藤基平さんのセラピストライフを紹介しています。
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『それぞれの企業さん、法人さんの特徴や望みを知ることは大切です。その業界のことを調べて現状を少しでも知って、どういうことを求められているのかを聞き出しておきたいですね。やっぱり、ためになった、聞いて良かったと思ってもらわないと意味がないので、そこはちゃんと調査しますね』
北海道札幌市にて、22年にわたって有限会社アズールを経営し、色彩心理・色光心理による個人セッションの提供やスクールの運営、さらに企業に対して色に関する様々なサービスを提供している、島田敦子さんのセラピストライフを紹介しています。
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『セッション自体は、直接体に触れなくてもできます。ですが、触れてお体から読み取れる情報をお伝えすることで、ラポールが築くことができます。やはり信頼関係が深くなると、セッションもスムーズになります』
兵庫県芦屋市にて長年サロンを経営しながら、関西を中心に講座を開催し、さらに製品開発と経営者へのコンサルセッションも行っている、セラピスト歴27年の「アトリエ三体夢」の志方理子さんのセラピストライフを紹介しています。
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『アロマセラピーの知識はあっても、それを企業活動の中でどう活かしてもらうか。それは誰かに教えてもらえることではないので必死でした』
東海地方にて16年にわたり、個人サロン、リフレクソロジーのスクールを行う他、一般の方を対象にした講師、アロマグッズ制作へのアドバイザーもしている松田旬古さんのセラピストライフをご紹介しています。