海外と接点のあるセラピストたち。
世界のあらゆる拠点でセラピーをしたりセラピーメソッドを伝えていく立場のセラピストたちがいます。
そんなセラピストたちがこぞって伝えてくれるのは、
日本で、また日本人が培ってきたセラピーやセラピストの素晴らしさ、です。
ずっと日本で過ごしていると気づけないことを彼らはよく理解しているのではないか?と思うのです。
思えば今から3.40年前の日本は様々な海外からセラピーを取り入れる中で。
そこから時間をかけ、多くの人が関わることで“ジャパニーズセラピー”が熟成されてきました。
そしていつしか今度は日本から世界に、テクニックだけでないセラピーを伝える様にもなっています。
様々な世界のセラピーを通して。日本のDNAが加わったからこそ新たに生まれ、形作られてきたセラピー、そしてセラピストたち。
一つの文化として日本のセラピーがこれからも受け継がれていったらのなら、と思うのです。
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『日本人は、凄く繊細な手、指を持っています。器用さ、繊細さ、きめ細やかさは、日本人のDNAに刻まれているのかもしれません。そういう性質があるから、折り紙みたいな文化が生まれたんだと思うんですよね。そこにセラピーのテクニックの部分が加わると、最高だと思うんです』
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『関口さんは「ジャパニーズオイルセラピーAtsu®︎」を「受ける禅」と表現しています。
まさにそれはセラピストにとっても施術する時間は無になれる時間であり、セラピーをすること自体が禅たり得るということなのかもしれません。
彼女が目指すセラピーを実践するには、育成者という立場から離れて、1人のセラピストとしてお客様に接する。
そして「素敵な時間を過ごしていただくために、1人でも多くのお客様であるセラピストと共有しよう」と今こうして可能性の扉を開いておこうと思うのも自然なことなのかもしれません。』
埼玉県さいたま市にて、サロン経営とセラピストの育成を行っている、関口智子さんのセラピストライフを紹介しています。
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『ボディケアセラピストとして20年以上活動してきて、気づけば年齢も51になりました。徐々にペースダウンしていくというセラピストライフも、全然いいと思うんです。だけど世界からみた日本のセラピーはとても求められているし、吸収しようとする生徒さんたちの姿にものすごく刺激を受けてしまったんです。今は、彼らに動かされている、生かされているみたいな感じもあります』
2001年に大阪府藤井寺市で「心月整体院」を開業し、現在は奈良、神戸、大阪梅田の3店舗を経営するサロンオーナーでもある、整体師の泉尾英嗣さんのセラピストライフをご紹介しています。