職業柄なのか業界がどうとか
どうしても大きな枠でセラピストの世界を見がちなのですが
そもそも。セラピストのいる世界とは、求める相手がいてそこにセラピストがいる“一対一の世界”です。
セラピストとクライアントは“人間と人間の関わりゆえ”に紋切り型に捉えることは難しく。
一つひとつ、輝き方の違う灯火のようなものです。
ただそれは昔も今も、なくてはならない存在として灯火です。
セラピストの元にくるクライアントはその灯火を目印にやってきます。
「やっとこれました」
「行こう行こうと思ってて」
「はぁなんでもっと早く来なかったんだろう」
「またいきますね」
ふだん、お客さまから何の気なしに言われる言葉の一つ一つは灯火を見つけたことへの安堵や消えてしまわないようにとの想いが交錯しての言葉だったりします。
なので。それぞれに灯し続けることこそが大切なのだと思うのです。
10年、20年歩んでいるということはそれだけ灯し続けているということ。