いくつになっても、
「あぁまだ自分は自立してねぇなぁ…」
と感じる日々を過ごしているわけですが。
精神的な自立だけでなく、経済的な自立や社会的自立など。
最近は自らが能動的に自立するのに何かと執着する風潮があるのではないかと。
でも自立するってのは、焦って積極的に何かをするってことでもないなと思ったりもして。
『自立しているというのは、今の自分がどれほど多くの人に支えられた存在かを熟知すること。』
以前、新聞のコラム欄で見た言葉なのですが、積極的に何かから自立する事が良しとされる風潮の中で、
ジリツジリツと自らを鼓舞するのではなく今の自分自身が“すでに何かに支えられている現実”を知る。
それもじっくりと味わう事って大切だなぁ。
それが受動的な自立への道だったりして。(文責:谷口晋一)